お盆はご先祖さまや故人がおうちに帰ってくるんだよ。
だから迷わずにお家に帰ってきてもらい、ゆっくり過ごしていただけるよう、準備をするんだよ。
帰って来る日は13日だからご先祖さまへのおうちの目印となるように迎え火を焚くんだよ。
お盆に提灯が飾られるのも同じ理由だよ。
地域によって風習はたくさんあるけど、精霊棚(しょうりょうだな)をこしらえて、お供物をお供えしたり、提灯にみたてたほうずきを吊るしたりするよ。
年に一度のお帰りだから、心を込めてお迎えしようね。
準備ができたら、お坊さんにお経をあげていただき、家族揃って精霊棚や仏壇の前に座って、ご先祖さまに感謝のお祈りをしようね!迎え火を炊いたように、同じように16日には送り火を焚くよ。
ご先祖さまってどんな人だったんだろう?見たことも会ったこともないよね。
だけど、毎日、みんなが元気に暮らして美味しいご飯が食べられたり、お友だちと仲良く遊んだりできるように、いつも見守ってくれているんだよ。お盆にはご先祖さまや故人の方を思って合掌して「いつもありがとう」って言おうね!